2月7日(火)に実装を予定しています。
モンク
変更理由
モンクは前回の弱体化を受け、使用率が急激に下がってしまったため、他のチャンピオンと再び肩を並べられるように調整します。
ロケット砲士
変更理由
敵が目の前にいるのに攻撃してくれない。ロケット砲士を使っていれば、そんなもどかしい経験をしたこともあるでしょう(スケルトン部隊になんと無力なことか…)。でも、もう心配いりません。今後は、ターゲットを取ってからすぐに砲弾が発射されます。
アーチャー
変更理由
アーチャーは、他の遠距離ユニット、特に吹き矢ゴブリンの陰に隠れてしまっており、持前のサポート能力を十分に発揮できていませんでした。そこで、毎秒ダメージを上げて集団ユニットに対抗しやすくすることで、現環境での存在感を高めてほしいと思っています。
ゴブジャイアント
変更理由
ゴブジャイアントの使用率は下降線を辿っています。そこで今回は、ゴブジャイアントの特徴でもある背中の槍ゴブリンにスポットライトを当てることにしました!
ナイト
変更理由
ナイトは、バルキリーやロイヤルゴーストといったカードに、定番タンクの椅子を奪われつつあります。しかし、そう簡単に譲るわけにはいきませんよね?今回のHP強化と従来からの強みであるコスパを生かせば、現環境で再び輝けるはずです。
ロケット
変更理由
呪文の中でも、特にサドンデスに入ってから脅威となるのがロケットです。しかし、高回転でロケットを回すだけで勝ててしまっては、ゲームの面白味が損なわれます。タワーダメージの減少により、こうした状況に少しは歯止めがかかるはずです。
フェニックス
変更理由
フェニックスは過去の弱体化の影響をものともせず、依然として環境トップクラスの使用率と勝率を誇っています。
今回は復活後のフェニックスを弱体化するとともに、サイズを小さくして視覚効果も抑えることで、復活前と見分けをつけやすくします。まさに、一石二鳥… いや三鳥の調整ですよね(ここ、笑うところですよ)?
復活後のフェニックスとは、フェニックスが卵からかえった姿です。
ローリングウッド
変更理由
ローリングウッドはユニークかつ万能なカードです。しかし、そのあまりに万能なノックバック性能のせいで、他の呪文の出番が少なくなっているのも事実です。範囲攻撃のカードと組み合わせると、まさに鉄壁の防衛力を誇っていたローリングウッドですが、この調整により、使える場面が少し狭まることでしょう。
アーチャークイーン
変更理由
いかに女王といえど、強すぎるチャンピオンには弱体化が必要です。
今後は、最初の矢を射るまでに、もう少し時間をかけてもらうことにします。
以下は、調整を検討中のカードです。
競技シーンでも話題になっていたカードをいくつかピックアップして、今回調整を行わなかった理由を説明します。
グランドチャレンジとクラシックチャレンジにおいて、ロイヤルジャイアントは54%という高い勝率を維持しているものの、使用率は5%(使用率ランキングでおよそ70位)に留まります。好成績を収めているプレイヤー(8勝~12勝のプレイヤー)が使っているデッキだけを見ても、使用率は7%(使用率ランキングでおよそ45位)と決して高い数字ではありません。伝説の道とトロフィー目標でも、ほぼ同じような立ち位置となっています。
グランドチャレンジとクラシックチャレンジにおけるライトニングの使用率は、11%(8番目に人気の呪文)となっています。確かに勝率は55%と高めの数字ではありますが、それはアーチャークイーンの人気に起因するところが大きいでしょう。今回はそのアーチャークイーンが弱体化されるので、ライトニングの調整は見送ります。
モンクのスキルに関しては、1エリクサーで固定したいと思っています。競技シーンのプレイヤーにとっては、スキルが2エリクサーになったとしても、さほど問題ないかもしれませんが、一般のプレイヤーからするとコストが高く使いどころが難しいスキルになってしまうでしょう。
スケルトンキングのスキルは2コストですが、スケルトンの群れが召喚されるだけなので、モンクと比べれば使い勝手が良いはずです。
モンクのスキルは元々プレイミスが起きやすいというのに、さらにコストを上げてしまっては、上級者以外は手が出しづらいカードになると考えられます。
カードによって難易度が異なるのは必然です。しかし同時に、どのカードも満遍なく使ってほしい、というのが私たちの思いでもあります。
上記の調整は、ロケット砲士が目の前の敵を攻撃してくれるようにすることが狙いですが、その“優柔不断”な性格を完全に矯正するには、攻撃速度や初撃速度、ターゲットを取る仕様など、さまざまな要素が絡んできます。
最も効果的な改善策は、ターゲットを取る仕様を変更することですが、そうすると他のカードにも影響が出てしまうため、実行するには綿密な計画を立てて、トライ&エラーを繰り返す必要があるでしょう。ひとまず、今回の調整で優柔不断な部分を少しでも抑えられればと思っています。