
10月のバランス調整!
世界一決定戦を前に、9月シーズンに猛威を振るったワンパターンのゴリ押し系デッキを一掃し、環境を整えます。そのため、10月のバランス調整では弱体化のみを行います。世界一決定戦から力技で押し切るような戦術を排除し、競技性の高い見応えのある大会にしたいと考えています。
弱体化⬇️

バーサーカー
**攻撃速度:**0.5秒→0.6秒(+20%)
わずか2エリクサーのユニットなのに高ダメージを叩き出せるバーサーカーは、最高のミニタンクとなっていました。今回の調整ではバーサーカーの毎秒ダメージを下げ、その他の低コスト・中ヒットポイントのユニットと同程度にします。

ボンバー
ヒットポイント:332→304(-8%)
ボンバーは低コストの割に、高回転デッキにも重量級デッキにも組み込める汎用性の高いカードでした。そのため、ヒットポイントをわずかに下げ、ロケット砲士やアーチャーなどのユニットと同程度にします。

オーブン
移動速度:遅い→ふつう(-33%)
オーブンは橋に到達する前からファイアスピリットを大量発生できるうえに、同時に2~3体のオーブンが場に出ることも珍しくありません。今回、移動速度を上げたことで橋前でのファイアスピリットの数が減り、受けの負担が軽くなるでしょう。

ゴブリンドリル
1体目のゴブリンが出現するまでの時間:0.8秒→1秒(+25%)
ゴブリンドリルは配置後の初動ダメージが速く、特に呪文と併用した場合にその傾向が顕著になります。防衛側に反応時間を与えるため、1体目の出現速度を遅らせて、即効性を弱めます。

ゴブリンの小屋
ヒットポイント:1228→1180(-4%)
現状のゴブリンの小屋は適切な対抗策がないと突破が難しいので、呪文への耐性を少し下げ、ゴブリンたちがはしゃぎすぎないように調整します。

ゴブジャイアント
ヒットポイント:3233→3020(-7%)
槍ゴブリンの射程:5.5マス→5マス(-9%)
槍ゴブリンの初撃速度:0.4秒→0.5秒(+25%)

ゴブリンマシン
**ロケットのダメージ:**391→304(-22%)
ヒットポイント:2304→2150(-7%)
ここ数カ月、ゴブジャイアントとゴブリンマシンのデッキが台頭し、9月にはロケット頼みのワンパターンな戦術がはびこっていました。そこで、ゴブジャイアントの突破力を下げるとともに、ロケットの脅威を抑制します。

盾の戦士
**初撃速度:**0.4秒→0.5秒(+25%)
盾の戦士は費用対効果が高く、群れ系カードの中では強さが抜きんでていました。今回は呪文耐性を維持しつつ初撃速度だけを下げ、低耐久・高火力の群れ系カードと差別化を図ります。

アイスウィザード
**スローダウン効果:**35%→30%(-14%)
**影響を受けるその他のユニット:**漁師トリトン、巨大雪玉、アイスゴーレム
アイスウィザードと巨大雪玉のスローダウン効果は、大規模攻勢をも食い止める力を持っています。防衛側が有利すぎる状況を変えるため、スローダウン能力を弱体化します。

ガーゴイル
**ダメージ:**117→107(-9%)
ガーゴイルの新たな射程には満足していますが、他の飛行ユニットと比べると、3エリクサーのユニットとしては毎秒ダメージが高すぎます。毎秒ダメージを若干下げることで、飛行ユニット間のバランスを取ります。

プリンス
突撃までの助走距離:2マス→2.5マス(+25%)
**影響を受けるその他のユニット:**限界突破見習い親衛隊、ラムライダー
プリンスと見習い親衛隊は突撃までの助走距離が短く、防衛側の対処が難しいため、0.5マス距離を伸ばします。
一貫性のある変更にするため、ラムライダーも同様の調整を受けますが、将来的な再強化も視野に入れながら状況を注視します。

レイジ
ブースト:35%→30%(-14%)
**影響を受けるその他のユニット:**ランバージャック、限界突破バーバリアン、限界突破攻城バーバリアン
レイジの効果を受けたユニットは、エリクサーを飲み過ぎたかのようにアリーナ中を走り回り、動きが予測しにくくなることがあります。そのためレイジの効果を抑え、対処しやすくします。

スケルトン
攻撃速度1秒→1.1秒(+10%)
スケルトンは手札回しに最適な汎用性の高いカードです。最近の環境ではスケルトンラッシュ、ネクロマンサー、スケルトンバレルが猛威を振るっています。今回は攻撃速度を下げることで、ダメージ源ではなくおとりカードとしての特色を強め、他カードとの相互作用は極力変えないようにしています。

ヴァイン
効果時間:2.5秒→2秒(-20%)
合計ダメージ:335→306(-9%)
ヴァインの絡み付く能力は、わずか3エリクサーのカードにしては強力すぎます。元々このカードは、耐久力の低い遠距離ユニットや飛行ユニットへの対策として実装されました。そのため、ヴァインがアリーナの主役となってしまわないよう、ダメージと効果時間を減少させます。

限界突破ベビードラゴン
サイクル:1→2(+100%)
限界突破ベビードラゴンのスピードアップ効果は魅力的な要素でしたが、1サイクルで進化する仕様のせいで、バトル全体への影響が当初の想定を超えてしまいました。特にエリクサー1倍時にその影響が強く現れます。今回の調整では、その魅力を残しながら性能を調整します。

限界突破大砲
爆撃のダメージ:353→304(-14%)
限界突破大砲は、大規模攻勢をあっさり封じてしまうほど強力だったため、爆撃のダメージを下げて対処しやすくします。

限界突破ゴブリンの檻
ボーナスヒットポイントを削除:1187→1080(-9%)

限界突破バルキリー
ボーナスヒットポイントを削除:2096→1907(-9%)
上記のカードは、ヒットポイント上昇量が他の限界突破カードと比べて不均一で、若干強くなりすぎています。そこで余分なヒットポイントを削り、全体のバランスを整えました。

限界突破ウォールブレイカー
ユニットへの死亡時ダメージ:291→258(-11%)
攻め型の限界突破カードは、テンポの速いエキサイティングな試合展開を促すよう設計されていますが、限界突破ウォールブレイカーは大規模攻勢を防ぐ防衛用として使われることが多くなっていました。

限界突破ネクロマンサー
スケルトン1体あたりの回復量:76→60(-21%)
限界突破ネクロマンサーは、その回復能力のせいで上級者でも対処が難しいため。スケルトン1体あたりの回復量を減らします。

ロイヤルシェフ
ヒットポイント:2921→2703(-7%)
ロイヤルシェフは環境上位のデッキで過剰に活躍しているため、ヒットポイントを少し減少させます。
それでは、アリーナでお会いしましょう!
クラッシュ・ロワイヤル開発チーム